ツール・ド・フランスの裏側
先日終了したツールツール・ド・フランス(以下TDF)、名選手の相次ぐリタイア・タイムアウト・失格で初日から大波乱だった訳ですが
ちょっと前にツイッターでも呟いたんですが、TDFでは選手同士の戦いもさる事ながら敵は他にもあるそうで。
それは
「暑さ」と「感染症」
だそうです。
真夏の炎天下の中、3週間も、しかもほぼ毎日100km以上走ってる選手たち。
そりゃあ抵抗力も落ちていきますよね。
プロトン(集団)内では、選手同士が出来るだけくしゃみや咳をしない様に細心の注意を払っているらしいです。
何故かっていうと、100人以上で形成されるプロトンで、しかも各選手たちは大会中の過酷なコースの連続で疲労が溜まり抵抗力も落ちてます。
そんな中で運悪く風邪を引いてしまった選手がくしゃみでもしようもんなら…
超小型のパンデミック状態の出来上がりという訳です。
ですのでチームメイト同士や、はたまたチームスタッフたちはこの感染症に関してとても神経を使っているんだそう。
とあるチームでは、エースは隔離扱いで食事も1人で食べていたり。
とある選手は1日に何十回も手の消毒を行なったり。
選手同士の握手すら禁止しているチームもあるらしいです。
そして、TDF3連覇中、4回の総合優勝を果たしているクリス・フルームが所属している「Team Sky」
このチームはどエライ考え方を持っています。それは
「脳外科医が手術を行う手術室は、フルームにとっても清潔だろう」
ちょっと何言ってるかわかりませんねw
まぁ簡単に言うと、手術室並みの清潔感を保つためにめちゃんこすんごい努力をしているって事です。
3週間分のマットレスやシーツもあるそうですし、各選手ごとに洗濯機も分けているそうです。
9台の洗濯機って…(´ω`)
また、選手たちもドアノブや洗面台の蛇口など、手を触れる可能性がある箇所に関しては徹底的に除菌処理をするそうです。
ホテルのベッドの下もキレイにするそうです。
でも、こういった各選手の意識の高さやスタッフたちのもの凄い努力のフォローがあるからこそ、TDF3周目の終盤ステージであってもフルームの周りにアシストを何人も貼り付ける事が出来るんでしょうね。
先頭集団に各チーム1人ずつしか居ない様な状況でも、Skyはフルーム含めて3人居たりしますしねw
他のチームも大概気を付けている事項だとは思いますが、少しやり過ぎな気もするTeam Skyのこの努力があってこその実績なのかもしれませんね。
あー、どのチームでもええからTeam Skyの牙城を崩すチーム出てけーへんかなー( ´-ω-)
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